MENU

耳の最後は止めか払いか?テストで理不尽に減点される。

小学1年の時に、子供がテストを持ち帰って、耳の漢字で止めと払いの違いで減点されていました。

宿題では何も指摘されていなかったのに、テストでいきなりバツをつけられて、意味が分かりませんでした(;´∀`)

目次

前提

我が子は左利きです。

左利きにとって、右利き用に書かれた文字は書きにくいです。

特に払いは、本人が払っている意思があっても、実際には払っていないように見える事があります。

これは左利き故のデメリットです。

毎日の漢字練習でも、私が書き方教室並みに厳しく指導してきました。

特に、とめ、はね、はらいに関しては、口酸っぱく言っていました。

子供は「払ってるよ!」と言いますが、実際には払っていないように見える事もあります。

ノートは右の行から左の行に書くので、左利きに教えるのは、お手本を見ながら書かせるというのが難しいです。

右利きなら左に置いて書けば見える位置ですが、左利きだと左手で隠れてしまいます。

学校教育は基本右利き前提で教えているので、左利きへの配慮は浸透していません。

左利きへの配慮がない影響で、本人が払っている意識でも、教師が払ってないと見なせば直されます。

子供にとっては理不尽な出来事になります。

もっと左利きの生徒への配慮が必要だと思いました。

なぜ減点されていたのか?

耳の5画目がはね、最後の6画目がとめと書かれて減点されていました。

左利きにとっては5画目は最も書きにくい部分です。

普段の漢字練習でも、下から右上がりに払うのが一番できませんでした。

水平に書いてしまい、更にとめのように見えてしまいます。

6画目はとめと見られて減点です。

教師の教え方に一貫性がない

子供に耳の漢字の書き方はどう習ったのか?聞いてみました。

特に6画目はきちんととめと教えられたのかどうか?

子供曰く「教えられてないよ」

我が子だけの意見だと聞いていなかった可能性もあるので、同じクラスのお友達にも聞いてみました。

宿題はずっと6画目ははらいで練習していて、先生にも直されていません。

そして、テストでいきなりバツをされて、減点されていたのが経緯です。

これでは教師が宿題をチェックしている意味がありません。

現場教師の負担も理解していますが、ちょっと雑だなぁと。

耳の字の成り立ち

耳の字の成り立ちを書道辞典で確認しました。

文字の成り立ちは、隷書→草書→行書→楷書の流れなので、耳の字の6画目がどうなっているか?です。

隷書は払い

草書ははね

行書は払い

楷書は払い

とめではありません。

角川書道字典

角川書道字典

6,380円(03/18 15:54時点)
Amazonの情報を掲載しています

また、ドラえもん漢字辞典も確認しましたが、明確にとめとは書かれていません。

ドラえもん はじめての漢字辞典 第2版

ドラえもん はじめての漢字辞典 第2版

2,090円(03/19 15:52時点)
Amazonの情報を掲載しています

ネットでも調べましたが、耳の6画目がとめと書いているサイトは見つかりませんでした。

文化庁の見解は?

実は文化庁の見解は、「字の細部に違いがあっても、その漢字の骨組みが同じであれば、誤っているとはみなされない」です。

もし文字の骨格があっているのに、テストでとめ・はね・はらいが原因で減点している場合は、現場教師が「常用漢字表の字体・字形に関する指針」を守っていないとなると、各都道府県の教育委員会がきちんと指導していないということになります。

「常用漢字表の字体・字形に関する指針」については、すでに各都道府県の教育委員会等に通達済みで、そこから先は教育委員会が各学校などに通知している

[blogcard url=”https://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1803/13/news090.html”]

ネットでも度々起こる教師による理不尽な言動

時々SNSでは教師による理不尽な減点をされているネタが上がってきます。

テストの理不尽な減点だったり、言動だったり、度々ニュースにも上がります。

最近は教師に対して、生徒の理不尽な言動も多いのですが…。

我が子の年少児の時もそうでしたが、教師が理不尽な思いをした子供がどう傷ついているかなんて、教育者はあまり想像していません。

私の時代も、教師の派閥争いに生徒が巻き込まれて、気に入られて教師の派閥相手の教師に成績を下げられるという経験もしましたし、下の学年で別の教師も贔屓していたのも聞きました。

私自身も教育界のドス黒い部分を見て経験しているので、教師に失望した経緯があります。

もちろん、熱心な先生もいるとは思いますが、ほんの一握りです。

そういう経緯から、我が子の教育を全面的に学校教育に委ねる事が出来ません。

後日談

担任の先生に直接会って聞いてみました。

  • 宿題の時は直されていなかったのに、テストでいきなり減点されたこと
  • 左手のデメリットについて(払っているように見えても払って見えないことがある)
  • 書道字典で「耳」の漢字がどうなっているのかを説明する

まずテストでいきなり減点は悪かったので、丸に直します。
普段のテストではとめ・はね・はらいは厳しくつけてバツにしているけれど、最後の学期末テストでは骨格が合っていたら丸にしています。
普段のテストは成績に関係しておらず、成績に関与するのは学期末テストであること(→?)
確かに私も書道をやっていたので、耳の最後は払いでした。

上記の内容だったと思います。
普段のテストは理解度の確認で、成績に関わらないらしいのですが…うーん。そういうもの?
普段のテストはどうでもいいけれど、学期末のテストさえよければ成績が良いというのも微妙です。

この辺も教師によってバラツキがあると成績の評価が異なるということですよね…。

まとめ

子供が持ち帰ったテストは、必ず目を通しましょう。

もし理不尽な減点があった場合は、担任に理由をきちんと聞いた方が良いです。

子供の成績に関わることですから、親がしっかり教師の言動を見るということも大事だと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

関東に庭付き一軒家を購入したのを機に、ガーデニングに挑戦し続けています。旦那をそそのかしては植物を購入し、試行錯誤しながら育て中♪転勤族の為、2〜3年周期で庭を放置しなくてはいけないのが悩みのタネ。たまに自宅に行くと、アレ?手入れしていた時より植えた宿根草が雑草並みに元気になってる…なぜだ…なぜなんだ!?

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次