2月の頃、小学校の体育の授業中に首の筋を痛めたようで、首が左に回らない状態になってしまいました。
痛い痛いというので、整骨院に行くことにしました。身体を見てもらった所、意外な影響も明らかになりました。
体育の授業で首がピキッとしてしまう
整体師さんは症状を見て、「何かの拍子でピキッとしてしまったんだと思います」と言われました。
傷病名は頚椎捻挫。
その前に学校の先生から電話連絡があり、「もしかしたら体育の授業でしてしまったのかもしれない」と言われていたので、多分それでしょう。
整骨院に1日目に通った時は、首が痛くて左に回らなかったのが、回るようになるまでに。
それでも直ぐには治らないので、しばらく通う事になりました。
整体師さんからは、肩凝りしやすい体質ですねと言われました。
更に次の日は、
整体師さん「左右の肩の高さが違うのが分かりますか?」
見ると、痛めた側の左肩がだだ下がりで高さが揃っていないんです。
ビックリしました。
更に言われたのが、「やっぱりランドセル重いですか?」
たしかに重いですし、最近は毎日ランドセルが詰まっている状態です。
首の筋を痛めたのがきっかけで、意外な事実が分かりました。
福岡市がランドセル軽減化対策をしない結果、我が子に健康被害が出始めました。
肩の高さが違う原因はランドセルの重さ
福岡市はランドセル軽減化対策は一切されていません。
校区で話し合いはされましたが、場所と予算の関係でペンディング状態です。
特に我が子が通っている学校は、福岡市内で実験的取り組みをしている学校に選ばれていて、質より量よりを優先している結果、宿題も他の小学校より多く、ランドセルを圧迫しています。
肩の高さを調整する為に、当分整骨院に通う事になりました。
毎日荷物が多すぎる
特に算数の宿題は計算ドリルとノートがあり、たまにプリントが出て、それをノートに糊で貼り付けています。
ドリルも1回1ページ。
半分以上空いている状態で次のページになる時があります。
ドリルに書き込む日も、ノートに書く日も両方持って来なければならない為、
- 宿題チェックの台紙
- 漢字ノート(宿題用ノート)
- 漢字ドリル
- 計算ドリル
- 算数ノート(宿題用ノート)
金曜日は上記プラス先生あのねノートが追加されます。
更に授業の教科書とノート、週初めと週終わりは体操袋や上履き、給食袋、学校の給食着の洗濯が加わります。
道徳、書写、生活、図工、音楽がある日は毎日持参です。
置き勉は許されていません。
常にランドセルがいっぱいです。
学校側は分散すると言ってますが、参観日に使わない教科書を持参させたりと配慮がありません。
早くからランドセルの重さによる健康被害が叫ばれていたのに、何もしない福岡市や福岡市教育委員会には憤りを感じます。
文科省も通達を出したなら、実施状況を確認して、未実施の自治体を公表して欲しいです。
通達だけして、現場は何も変わっていない状況なのに、ランドセル軽減化対策は終わったことになっています。
全く終わっていません。
ランドセルで健康被害が起きた場合、学校保険は使えない
今回頚椎の捻挫だったので、その部分の日本スポーツ振興センターの災害共済給付制度から給付金が出ました。
しかし、肩の方はおりませんでした。
ランドセルによる健康被害には給付金がおりないので注意してください。
運動器調査票
どの都道府県もあると思いますが、小学校に上がる毎年この時期に運動器調査票というものを提出しなければなりません。
- 肩の高さが異なる
- 肩甲骨の位置が異なる
- ウエストラインの高さが異なる
などなど、いろんな項目があります。
これは側湾症の状態を見ていて、背骨が極端に曲がってしまい、コルセットなどで修正しないといけない状態になるみたいですね。
その間、スポーツも制限されるようです。
最悪の場合は手術による端正が必要になるようです。
うちの子は、ランドセルの重さが原因で肩の高さや肩甲骨の高さが異なる症状が出ました。
2月から週1で整骨院に通っていますが、ランドセルが重い影響で、慢性的に肩凝りも酷いようで、まだ通い続けることになりそうです。
何より、今の状態が酷くならないように定期的にメンテナンスが必要ということですね…
小学校低学年のお子さんがいる方は、注意してください。