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子供に習字を教えるにあたって大事にしたこと

小学校の夏休みの任意の課題で、習字の課題があったのでやらせてみようと思いました。

習字は幼稚園の年少時代に前の幼稚園でやっていたのですが、ほとんど忘れているようなので、1から私が習字を教えることにしました。

目次

書道を始めるために道具を揃える

まずは練習の為に習字の練習道具を揃えることにしました。

今の時代は良いですね。
私の時は新聞紙で練習していた記憶があります。
あ、でも子供の幼稚園の年少の時も「新聞紙で練習紙を作ってください」と言われて、そもそも新聞紙を契約していない我が家は物凄く困りました。

しかし、なんと水で書いて、乾燥させてれば字が消えて、何度も練習できる特殊な紙があるんですよ!
何回でも書ける!お習字入門セットという商品を買ってみました。

練習シートが4枚入っているのと、筆が1本入っています。
そして買って便利だと思ったのが、薄い罫線が入っていることです。
教える側としては、ある程度字の位置を決めて書かせたいので、目安がないと厳しいんですよね。
練習シートはちょっと厚い紙なので、折って使う訳にもいきません。
折ってしまうと、折り目で字を書く時に書きにくくなってしまうからです。

もう一つ安価な呉竹の水でお習字という商品もあります。
こちらは練習シート3枚で、筆は入っていないので別途買う必要があります。
※罫線が入っているかは不明

1度練習で書くと、乾くまでに時間がかかります。
筆に水を染み込ませすぎると、乾くまでかなり時間がかかってしまいます。

練習シート4枚ではちょっと足りません。
何回でも書ける!お習字入門セットと筆が入っていない呉竹の水でお習字の練習シートを合せて7枚なら、書く→乾く→書くのサイクルができて、書き続けることができると思います。

本番書きのために揃えた道具は、大筆と名前用の小筆がセットになっている喜多堂の筆です。

1000円くらいの安価なので、すぐダメにしても良いかなと思い購入しました。

下敷きは2mmの半紙判下敷きです。

子供が年少時に使っていた下敷きがあるのですが、幼稚園で購入したものは1mmくらいでペラッペラです。
やはり下敷きは2mmある方が安定して書けると思います。
薄い物は400円ちょっと。
2mmだと倍の800円で若干高いですけど、長く使おうと思うなら厚い下敷きを買ったほうが良いと思います。
※白い下敷きだと、直ぐに墨が下敷きに染みるので、黒い下敷きがオススメです。

墨汁は呉竹の清書用墨滴を買いました。
今は洗濯で落ちる練習用の洗濯で落ちる墨液もあるみたいですが、本番で書くなら清書用をオススメします。

呉竹 書道液 洗って落ちる書道液 練習用 BA14-18 180ml

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揃えたものはそれくらいです。
文鎮などは私が持っているので買いませんでした。

ここで書道セットを買ってしまえばいいんじゃない?と思うのですが、学校で揃える時期があるので買いませんでした。
また、私自身が関東のほぼ全ての書道用品店で2割引きで商品を買えることもあって、関東に戻った時に良い道具を揃えてあげようと思っています。

最初は慣れるまで筆を一緒に持って書く

鉛筆と違って筆は力加減が分からないんですよね。
力を入れて書こうとして、筆の根本で書いてしまいます。

筆を一緒に持って、慣れてもらうのが手っ取り早いです。

その次に筆の書き始めと書く終わりの方法を教えます。

最初は中々うまく書けなくてイライラしてしまった子供ですが、次第に慣れると自分で書くと言いだしたので、自由に書かせながら、その都度注意します。

最初に注意して書かせたこと

習字を始めるにあたって、まず最低限重要なことを教えました。
これをしっかりしないと中々上達しないので…。

筆の先で字を書く

最初は力加減がうまくいかず、筆の根本で書いてしまうので、筆をきちんと立てて、肘を付けずに書く練習をさせました。
これがコツを掴めが直ぐにうまくいくのですが、中々難しいんですよね…。
慣れるまで練習するしかありません。

筆は回さない

「の」や「め」など筆が急カーブになる時に、一緒に筆を回してしまいます。
これは、私も習い始めた時やったなと(汗)
指で筆を回しながら書いてしまうと、書いた後の筆の流れがおかしくなってしまうので、筆は回さないで書くことを教えました。

筆を回しながら書いた字と、私がお手本で筆を回さずに書いた字を見せて、どちらが綺麗に書けているかを比較させました。

筆の書き始めは常に先が左上であること

癖で筆先が左下から始まってしまうので、これも必ず左上が向いているようにさせます。
筆先が左下から始まるのはまずないからです。

筆の書き終わりはちゃんと止める

筆の書き終わりできちんと止めないと、汚く終わってしまうことを比較させました。

教えた後に、ちゃんと止めないと…というと、「あ、そうだった!」と分かるようになるので、常に意識させることが大事です。

字の繋がりを大事にする

鉛筆の字の練習でも口酸っぱくして教えていたことです。
例えば「こ」ですが、1画目の終わりにハネて、2画目を書く時に見えない繋がりを意識して続きを書くことです。

ハネの部分と2画目のはじめをつなげてみて、自然に繋がっているかを見させます。
すると子供は鉛筆で字を書く時にずっと教えていたことなので、「あ、つながってない」とちゃんと分かるんですよね。

鉛筆の字の練習の時に、きちんと基本的なことを教えて身につけさせておくと、習字に移行した時もラクです。

子供が書いた「め」の練習

慣れると自分で書きたくなる→それを大事にする

基本的な事を教えたら、後は自分で練習させます。
横について、字を書き終わった時に、ちょっとおかしいところは、横にお手本を書いて、どうしておかしくなるのか、きれいに書き終わるためにはどう筆を持っていけばよいのかをその都度教えます。

後半は少し慣れてきたこともあって、自分で書いて練習すると言いました。
最初は慣れなかったため、ブーブー言われましたけれど(^_^;)

鉛筆の字も少しずつうまくなっているので、字の形は悪くないんですよね。
後は、どう筆を扱うかなので、ひたすら練習させたいと思います。

筆に慣れてきたら、古典を書かせる予定です。

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この記事を書いた人

関東に庭付き一軒家を購入したのを機に、ガーデニングに挑戦し続けています。旦那をそそのかしては植物を購入し、試行錯誤しながら育て中♪転勤族の為、2〜3年周期で庭を放置しなくてはいけないのが悩みのタネ。たまに自宅に行くと、アレ?手入れしていた時より植えた宿根草が雑草並みに元気になってる…なぜだ…なぜなんだ!?

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