かかりつけ医はいるものの、
隣の市に引っ越しをしたので、
中々通いづらくなり、
土曜日の場合は、かかりつけ医に行きますが、
それ以外の平日にどこに行くべきか病院を色々渡り歩き、
急な発熱で市内の夜間救急センターに行ったりもして、
いろんな先生に診てもらいました。
その中で医者によって解熱剤の使用が、
だいぶ判断が分かれるなぁと思いました。
解熱剤は高熱時に、熱を下げる薬です。
この解熱剤の使用を巡って、
医者によって判断が真っ二つに分かれてます。
初めての熱性痙攣で救急車で運ばれた輪番の救急センターの小児科の先生からは、
解熱剤はあまり使うと良くない事を言われました。
身体がウイルスと戦って発熱するのに、
解熱剤を使って熱を下げると返って良くないと。
駅近の病院の先生は説明なしに解熱剤を処方。
昨日の夜間救急センターの先生も解熱剤の説明なく処方。
かかりつけ医の先生は、
あまりにも熱が下がらない時に体力を上げる為に一時的に使うという説明で、
解熱剤を少量予備に持っておくという方針で処方。
熱が下がると身体が少し楽になるから、その間食欲を戻して、体力を付けさせる目的で使うと言ってました。
今日の自宅近くの病院は、
昨日の夜間救急センターで処方された薬の一覧を見て、
解熱剤を使ったのかを確認してきて、
「使わなくて良かったよ」と言われました。
きちんと使用上の説明をして解熱剤を処方するなら分かるのですが、
本当に医者によって解熱剤の使用の判断が分かれる事を痛感しました。
熱が出る身体の仕組みを考えると、
確かに解熱剤の使用って、
悪化させるというのが分かるのですが…
体内のウイルスを排出する為に身体が熱を発する
↓
解熱剤を使用
↓
身体の熱が下がる
↓
ウイルスが活発化
↓
重症化
かかりつけ医の説明では、
解熱剤はあまりにも熱が続いた時に体力を回復させる為に使うと言う事も理解できます。
熱でグッタリしていては、
食べる事もままならないので、
熱を一旦下げて、
食欲を戻して体力を回復させ、
次の戦闘に備えるという事ですよね。
だから、むやみに使わず、
あくまで高熱があまりにも続いた時の体力を回復する為の応急処置という説明も分かります。
実際にうちの子は高熱の状態が何日も続いたというのは少ないです。
今回のインフルエンザA型でさえ、
40度の高熱は前日の夕方から深夜まで続き、起きた時には38度弱に下がってました。
昨日の夜は確かに食欲なく、
何も食べたがらなかったので、
子供用のゼリードリンクを1パック飲ませて寝かせました。
起きた時にはお腹空いた!の状態で、
しらす梅粥を作って、
ペロリと平らげました。
医者によって解熱剤を出す際の対応が異なるので、
解熱剤を処方する際は、
熱が出るのには理由があり、
それを薬で抑えてしまうリスクもきちんと説明して欲しいです。
若干不安になりますね…
結論としては、
自分が信じた医者の言う事を信じるしかないのですが…。