婦人科でのタイミング法で妊活を始めて、3年目に突入しました。
このまま薬漬けの治療を続けて、体調を崩している状態で子供を授かる事ができるのか?そういう不安が生じてきた矢先、鍼灸と出会いました。
不妊治療の経緯
不妊治療を始めて半年で妊娠したものの、心拍確認後に稽留流産してしまい、その後また治療を開始しました。
流産後は妊娠しやすいと言いますけれど、年齢的な事もあって中々できませんでした。
繋留流産から1年が過ぎようとしていた去年の夏、本当に卵子を育てる為にクロミッドを飲み、強制排卵させる注射を打ち、黄体ホルモンを補充する注射をし、デュファストンを飲み…の繰り返しで、体調の波が酷く、ストレスがかかっている状態で妊娠できるのか?という不安がよぎりました。
そこで、クロミッドを飲み続けて半年が経っていたので、恐らく子宮内膜が薄くなるのを防ぐためにお休みに入るだろうと予測して、医者に告げずにお休みしました。
転勤先でなければ、婦人科に通わずに漢方にお世話になりたかったのですが、福岡で予約半年先という人気の不妊専門の東洋医学専門の漢方医だったので諦めました。
第一子は間違いなく、漢方で体調が整っていた状態だったから妊娠したんだろうという確信があったので、できれば漢方が良かったのですが、通っている病院では漢方を扱っていませんでした。
東洋医学・鍼灸をしている整骨院と出会う
子供がランドセルの重さが原因で、肩の高さが異なる健康被害に遭ったことから、整骨院に通い始めました。
元々は授業中に頚椎を捻挫してしまったのが原因だったのですが、ランドセルの重さで思わぬ健康被害を受けていたのをキッカケに通い続けています。
その整骨院は鍼灸をやっていたんですね。
いつも整骨院に入ると、お灸の香りがしていました。
気になって、鍼灸して妊娠した人がいるか聞いてみたんです。「いるよ」と。
そうして、3月から整骨院で鍼灸してもらっていました。
体質改善に鍼灸は良い!
腰と手と足にやって貰っていました。
下半身が特に冷え症持ちだったので、最初は足を中心に鍼灸してもらい、暖かくなって足がだいぶ暖かくなった事から、背中と膝下中心にやってもらいました。
あくまで身体を整えるという意味で。
鍼灸してもらうと、下半身がポカポカしてくるんですよね。全然違います。
鍼灸を信じない人は効きが半減する
鍼灸師さんが言っていたのですが、半信半疑でやると効きが悪いそうなので、信じてる人しかしない方が良いです。
鍼灸師さんは治療をする時に、次に来る時にどれくらい良くなっているかを計算して、鍼灸するそうです。
大体の人はその計算通りになるそうなのですが、なぜか一部の人で2割しか効きが入らない人がいて、患者さんに理由を聞くと、やっぱり半信半疑の人だったというオチが多かったそうです。
私の場合、10年以上前に門跡のお坊さんと出会っており、その方が気功師だったんですね。
悪い気を払って良い気を入れて、体調を変えるという。
お坊さんが私自身の気の流れを変えて、腕曲げてみて?と言われて、曲げようとしたら曲がらなかった事を身をもって体験しました。
やはりその方も全く信じない人は気が入らないし、信じる人には気が入りやすくて効くという事を言っていたのを思い出しました。
従兄弟が重度の椎間板ヘルニアで、有名大学病院の医者が手術しても日常生活を送れる確率は半々と言うくらいだったのを、お坊さんの治療受けて、手術なしで普通に日常生活を送るくらいに回復しています。
実際にお坊さんに「何か不安な事ない?」と聞かれました。多分、見抜いていたんだと思います。
その頃の私は、生理が来たり来なかったりの不定期だったので、将来子供が出来るか不安だと言うことを、親にも告げていない不安を思い切って言いました。
お坊さんは、お腹に手を当てて、「大丈夫。できるよ」と言ってくれて、数十年後に本当に1人目は嘘のように直ぐに出来ました。
実は気功師でもありますが、遠視もできて、お祓い師で、視えない物も見えてしまう人でもありました。
過去のそうした経験もあって、鍼灸もやってみようという気持ちになりました。
東洋医学のススメ
第一子の時は、妊娠前に自律神経失調症で、漢方で体調を治していました。
会社を休職するくらいになってしまったので、大学病院で精密検査をして、案の定ストレスからくるものと診断され、精神科に行かされました。薬もやはりそれ系。
絶対身体がおかしくなる…
そう思った私は、病院からもらった薬には一切手を付けず、友人から紹介してもらった薬局で漢方を処方してもらっていました。
自律神経失調症と同時に、生理周期や冷え性を追加していました。
そうして、結婚後直ぐに妊娠して、妊娠しづらいかもと伝えていた旦那からは詐欺だ言われてしまいました。
そうした経緯があり、今回たまたま子供が整骨院に通い始め、付き添っている内に、妊活に鍼灸っていう話も聞いていたので、やらないよりはやってみよう。
残りのチャンスは少ないし!
と思って、3月下旬から鍼灸治療をやってみた初めての今期で妊娠しました。
正直、薬漬けになる前に妊娠して良かったと思いました。
私のように西洋医学の薬が合わない人もいるので、その場合は東洋医学も視野に入れた方が良いのかもしれません。
妊娠は体質改善が先
私の場合、20代で生理が安定しない不安があって、一度浦和にある婦人科に通いました。
当時の医者からは「小さいのがたくさんある。排卵してのかな?w」と笑いながら言われて、悩みながら通ってたのに、その言い方にかなりショックを受けました。
説明もなく、いきなり強制排卵させる注射を打たれて、体調が悪くなり、仕事しながら通い続けるのは無理だと思い、治療をやめました。
当時は病名を言われませんでしたが、今回医者から卵子が育ちにくいのと、多嚢胞性卵胞症候群と診断されていて、昔からだったんだろうなと思っています。
一方で、黄体ホルモン値と内膜の厚さは問題ないと言われています。
西洋医学で無理矢理妊娠の確率を上げても、受け皿である自分の身体が整っていなければ、妊娠はできない。
それを、初回の妊娠と、2回目の妊娠と稽留流産、そして今回の事で身をもって感じました。
東洋医学は基本的に体質改善と一緒に治療するので、妊娠しやすい体質に持っていきながら、問題も解決するという感じでしょうか。
西洋医学でも鍼治療が見直されている事をガッテンでもやっていました。
体調を整える為に、身体を冷やさないように冷たいものを飲まないようにしたり、腹巻をしたり、ルイボスティーを飲んだりと、色々自分でもやってみました。
でも、身体の冷えを取るのは、自分の努力だけでは厳しかったです。
諦める決心をした矢先に妊娠
年齢の壁が目の前に差し迫って、諦め半分だったのですが、体質改善の為に鍼灸に通い始めた今期に妊娠しました。
今の時代、西洋医学が治療中心ですが、そろそろ東洋医学も見直される時代になってほしいと思います。
私のように不妊治療を3年したのに、中々授からず、鍼灸治療を始めてすぐに妊娠したパターンもあります。
特に冷え性体質の方は、整体や鍼灸治療で体質改善しながら、西洋医学と併用してみるのも良いと思います。
ただし、やはり年齢の壁は大きいですし、あくまで私の場合でした。
鍼灸をやったからといって、必ず妊娠するとも限りません。
私もダメ元と言うか、半ば諦めていた時に鍼灸に出会い、過度な期待はせずに冷え性の体質改善しようと思って治療を始めました。
よく不妊治療をしているけれど、中々妊娠出来ずにいた人が、治療を止めたり、諦めた矢先に自然妊娠したという話がありますよね。
あれは多分本当だと思います。
治療中はどうしても一喜一憂するのと、薬や注射の治療で体調不良がストレスになってしまうのが一番大きいのだと思います。
妊活は体質改善とストレスフリーな環境が如何に大事かだと思いました。