関東から九州に引っ越して、幼稚園が変わった影響で、子供が劇的に変わりました。
と同時に、保護者の幼稚園への協力体制が物凄く良くてビックリしました。
3月の幼稚園の最後の懇親会、保護者から一言ずつ述べるシーンは、みんな号泣。
おまけに先生に来年も受け持ってもらいたい!と切実に訴える人も多い中、先生が3月いっぱいでまさかの結婚退職を暴露して、みんなから悲鳴が…
私も思わずため息と共に声を上げてしまいました。
私も旦那も、来年も同じ先生が良いなと思っていただけに、ショックを隠せませんでした…。
ですが、先生が結婚退職するということもあり、みんな拍手しておめでとうと祝福しました。
先生は最後、自分の理想が叶ったクラスになったと言い、みんなジーンとしていました。
そして、幼稚園最後のメッセージカードのブックカバーを私が担当したのですが、本当に自分から名乗って良かったなと思いました。
先生が受け持った最後のクラスという事で、ずっと心に残るだろうし、もうちょっと気合い入れて作ればよかったなと思いつつも、それなりに時間をかけて、1針1針刺繍して作ったので、良い出来になったのは自負しているのですが(^_^;)
子供が明るくなれたのは、転園で慣れない子供に先生に根気よく諭してくれたこと、人懐っこいお友達が多かったお陰だと思います。
保護者同士も仲が良く、通常は学期に1回懇親会があるのですが、幼稚園が夏休みに入ったり、休園日だった日は、公園で集まったりと、かなりの頻度でありました。
また、親族経営で理事長・園長・副園長共に親子なのですが、幼稚園の先生達と同じ目線・同じ立場で協力して行事を運営していて、常に目線は子供を中心に大事にしているのが目に見えて分かり、
それを保護者もよく見ているので、幼稚園へ協力しようという人が多いのだと思います。
懇親会でも、幼稚園や先生の悪口を言う人がいません。これにも驚きです。
前の幼稚園は本当に不満だらけで、前はママ友ネットワークでも幼稚園と先生の不満が大噴出しており、その影響で幼稚園の強制手伝いも嫌がる人が多いほど…。
前と今の幼稚園の違い、それは子供を大事にする事の違いだと思います。自分の子供が大事にされていると目に見えて分かれば、自然と幼稚園への協力体制が整うのだと分かりました。
私も前の幼稚園だったら、先生にブックカバーを作ろう、ましてや立候補なんてしませんでした。
幼稚園と先生に感謝しているからこそで、それは他の保護者も同じ気持ちだからだと思います。
ブックカバーを作った時、クラスのママさんから感謝されました。それもきっと先生に感謝しているから、感謝を込めて作った私に感謝をしてくれたのだと思います。
中には今まで撮った写真をCDRに焼いて、6枚組にしたものをケースに入れて、全員に配ったツワモノママさんもいます。しかも、ちゃんとCDRはプリントされていました…
本当に凄いなと…時間と労力、材料全て善意で提供している訳ですから。
前の幼稚園ではあり得ないことばかりでした。
本当に良いクラスだったと思います。
こんな先生の元で1年間育ち、子供自身も変わってくれたので、本当に感謝しています。
転勤して、転園して良かったです。
入学金が高く、転園は物凄く敷居が高いのがネックですよね…。
入園して満足いかなかったら、クーリングオフ出来ないのでしょうか。
お金を払って預けているのに、ケガをして帰ってきたり、子供に愛情のない叱り方をして萎縮させたり、子供の成長に悪でしかない幼稚園なんか、潰れて欲しいです。
今あの幼稚園に通っている子供たちとその親の心境を思うとやりきれません。