2学期から漢字の練習が始まりました。
ただ今学校で習ってきた字の端正に悪戦苦闘中です。
宿題で「大」の字の練習を見た時に、右払いの最後が上にグイッとハネるという癖を直すのに大変苦労しています……。
私が小学校入学前に「大」の字を教えた時はそんな払い方していなかったのに…。
学校で習った事がもう下手に癖ついてしまって大変です。
環境格差が教師の質にも影響する
学校できちんと教えていないのか、払うところがトメてあったりするので、ハネ・払い・トメの差をしっかり教えていない気がします。
私が学校入る前に散々教えたところが、学校に入って出来なくなっていたりするので、また1から家で練習しないといけないと思い始めてきました。
小学生の先生と中高国語教員免許持ちの書道専門の私が教えたらレベルが違うんですけれど、
小学校の先生の教え方が基本をきちんとしていない影響で、子供たちが「あ、これで良いんだ」って思ってしまって、結局学校で習ってきたことを矯正しなくてはいけないという事態になってきました。
これがもし埼玉県だったらしっかり教えていると思います。
埼玉県は硬筆毛筆コンクールに力を入れていますから、他の学校との競争がとても激しくて、少しでも自分の学校から優秀な生徒を出したいので、先生から字が上手いと目をつけられると、授業後に特訓が待っています。※私の時の経験です。
教える場合もやはり少しでも字の上手な子を育てるという方針なのか、埼玉県の先生はかなりしっかり字の練習をした記憶があります。
そういう意味でも、教える環境って先生にも生徒にも大事だなと思いました。
【トメ・ハネ・払い・書き順】は基本
小学校入学前に字の練習をして、トメ・ハネ・払い・書き順を徹底させました。
夏に習字の練習をして、トメ・ハネ・払いの練習をしました。
例えば、ムとかアとかマとか、1画目の最後は払いなんですよね。
そういう細かいところまで教えたはずなのに、学校で習ってきた字を見るとトメになっていたりする…。
子供は言われないと意識をせずに書いてしまうので、学校でも字を教える時に字の基本であるトメ・ハネ・払いが徹底されていないと普通にとめてしまう。。
先生が教え方に悩むと子供が混乱する
懇談会の時に、あるママさんが「大」の字の右払いが釣り上がってしまうと言っていました。
実はうちの子もはねてしまっていた。
小学校入る前に教えた時は、そんな癖はついていなかったのに。
なんでこんな書き方になっているんだ?と内心思っていたのですが、その原因が分かりました。
先生「みんな右払いがはねちゃうんですよね…。左払いと右払いの差の教え方が難しいんですけど、あれ、どうやって教えたら良いのか…」
先生…教え方が分からない状態で教えるからみんなはねちゃうんだよ…orz
きっと先生が試行錯誤して説明した結果、子供たちが混乱してしまったのだと思います。
書道だったら右払いと左払いは違いますけれど、鉛筆で描く分には左払いと右払いの相違はありません。右に払うか左に払うかだけ。
そして、跳ねる理由は、みんな払う時にスピード出して書いちゃうからです。そして最後気づいて釣り上がって払っちゃう💧
いつも、払う時はゆっくり力抜くように書きなさいと言っています。
学校で習ってくると、みんな急いで競争して書く影響もあって、払いをスピード出して書くので、カーブじゃなく直線になっています…。
教え方が悪いとクラス全体に悪影響を及ぼす悪い例を垣間見ました。
学校の先生、それで大丈夫か!?
学校で教わってきた事を端正するのが難しい!
正直、学校で教わってきた事を端正するのが難しいですよ!!
学校で習ったことが癖ついてしまって、中々癖を取るのが難しい状態です。
この癖を直すために、もう子供に何度も書き直しさせました。
可哀想ですが、変な癖が付いた場合、早めに癖を取らないと、ずっーーとその癖が抜けない状態になってしまいます。
変な書き方しているな?と気づいたら、早めに端正に取り掛かりましょう。
まとめ
私の家系が教員一家だったので、良く伯父と父と叔父が、教え方が悪いとクラス全体に影響を与えると話していました。
教え方がうまいとクラス全体のテスト結果が、ちゃんと数字で出てしまうそうで、クラスの平均点は言わば教師の教え方に比例します。
やはり学校で学んできた事を、親が確認するというのはとても重要だと思いました。
我が家は子供が先生からどうやって教わってきたのか、旦那もチェックしています。
稀に時代遅れの教え方をしている先生もいるので、要注意です。
非効率な計算の仕方を教えているケースもあるので、子供の宿題を見ながらチェックしましょう。