小学校前に進研ゼミ小学講座のオプション教材である【考える力・プラス講座】をやるべきか悩んでいて、4/28の締め切りギリギリで申し込みました。
届いてから子供にやらせてみて、小学校入学前の幼稚園の間にやっておいて良かったと思った事をまとめてみました。
【考える力・プラス講座】の問題をみて思ったのは、
- 答えが1つと限らないということ
- 色々な解き方があるということ
- 答えを導く為に色んな視点を持つこと
だと思いました。
子供自身に発想力も求められ、よく考える必要があります。
もちろん、それ以前の問題もあって、【考える力・プラス講座】を取り組むには、まずは基礎がないとお話にならないということが分かりました。
小学校入学する前の幼児の内に、最低限以下のことをしておいた方が良いです。
- ひらがな・カタカタを読めるようにしておく
- ひらがな・カタカナを書けるようにしておく
- 数を数えるようにしておく
- 数の概念を理解しておく
- 自分の名前を書けるようにしておく
上記をしておかないと、【考える力・プラス講座】をせっかく子供にやらせようと思っても、最初から問題を解くハードルがかなり高くて子供が挫折する可能性があります。
【考える力・プラス講座】4月号の問題の傾向
国語は、
- 五十音順のあいうえおの穴埋め
- 文章の中から単語を見つける
- 絵を見て単語の穴埋め
算数は数や形のグループ分けでした。
既に最初の時点で字を書くし、数の概念を理解している上で問題が出されています。
我が子が最初に挫折した問題
絵を見て単語を穴埋めする問題があったのですが、その単語を知らないが為に問題が解けずにいじけてしまいました。
答えは花壇だったのですが、子供は庭と答えてしまい、穴埋めする文字数が3文字なので、更に混乱してしまいました。
単語を知らないと分からない問題です。
文字の読み書きや数の概念が分かっていても、単語が分からないと躓いてしまう状態です。
最初から挫折しない為に
【考える力・プラス講座】は前述の通り、かなり難易度が高い為、幼児期に家庭での勉強をしていないと結構厳しかっただろうと痛感しました。
考える以前の基礎の部分がないと、問題に取り組めません。
最初から挫折してしまうと、子供にとってもトラウマになってしまう可能性が高く、嫌がる可能性もあります。
幼児期の家庭教育の重要さを痛感しました。
我が家は幼稚園の年長の夏休みから、家庭学習をスタートさせました。
公文のひらがな、かたかな、アルファベット、足し算、引き算、数の概念、小学生の英会話1と2をやってきて、【考える力・プラス講座】の下地があったからこそ、そこそこ問題が解ける状態だったのだと思います。
挫折を乗り越えられるかは、親の力量次第
子供が問題を解く上で挫折しそうになった場合、親がキチンとフォローをできるか?が鍵となってきます。
【考える力・プラス講座】は親が付きっ切りで見ていないと厳しいです。
子供にどうヒントを与えるか?考えさせるか?どう答えを導きさせるか?と、親の力量も問われます。
はっきり言って、子供によく考えさせる事が目的なので、1つの答えを導き出した後に、如何に+アルファを親ができるか?で、子供の身に付く能力が変わってくると思います。
答えが1つではないので、答えの出し方や答えが複数ある場合、どう気付かせるか?も大切です。
色んな視点から問題を見させて、観察力を養いましょう。
【考える力・プラス講座】まとめ
こどもちゃれんじをしている方で、小学校も進研ゼミ小学講座を続け、更にオプション教材の【考える力・プラス講座】を視野に入れている方は、
幼稚園年長の夏休みから、小学校教育の基礎部分を勉強をスタートさせましょう。
【考える力・プラス講座】は答えを出すのではなく、どう答えを導き出すか?が目的なので、基礎力が前提となります。
コツコツ続ければ、それだけ入学時の勉強への取り組みのハードルが下がりますし、【考える力・プラス講座】への取り組みもすんなりスタートできます。
小学校入学前のある程度の基礎学力の必要性を痛感しました。