この記事は元々子供が年少時の時に書いたもので、当時公開するか悩んでそのままにしていましたが、転園して記事を見直した時、やはり他の方の参考になれば良いと思い、修正して公開することに決めました。
現在は転園して、前の幼稚園で起きた事を伝え、萎縮してしまった子供のフォローをお願いしたところ、先生のきめ細やかな指導のお陰で、年相応の明るさを取り戻し、クラスのお友達がとても人懐っこいのも助けられて、元気に幼稚園に通っています。
幼稚園で普段過ごしている様子が運動会で垣間見れた出来事
年少時の初めての運動会、クラスの子から暴行を受けているのを見て衝撃を受けました。
写真も残っており、載せることも考えましたが、衝撃的すぎるので、控えたいと思います。
運動会の時に競技で並んでいた所、先生の真後ろで、前に並んでいた子が立って、座っていた子供に膝蹴り、お腹に足蹴りされて、最後にひっくり返っても尚暴力を受ける様子が写っています。
これは日常的に行われている出来事だと察しました。
また、競技を順番待ちしている中で子供が暴力を振るっているのに、相手親が一切止めに行かないのも問題があります。
イジメ・嫌がらせには証拠を
競技の順番待ちをして並んでいた我が子の前の子が、
- 砂をかける
- 後ろに下がって子供をひっくり返させる
- 膝蹴り
- 足蹴り
子供の写真を撮ろうとカメラを向けていた為に、
この様子を写真として証拠に残す事ができました。
私の一眼レフが200mmの望遠レンズだった為、すぐに駆け付けられない距離である事と、仮に駆けつけたとしても、証拠がなければ有耶無耶になる可能性が高かったこと、大勢の観客の前に出て運動会が台無しになる可能性が高かったこともあって、写真として証拠に残しました。
すぐに先生に言いに行こうとしたのですが、今は競技中だからと旦那と私の母に止められ、証拠があるから後で徹底的にやると言う事になりました。
後ろの子がかばってくれていたのが救いです。
これは私の経験で、証拠さえあれば、相手を追い詰める事が出来るという事を嫌と言うほど味わったので、腸が煮えくり返りましたが我慢しました。あの時の憤りは今でも忘れられません。
年少はまだきちんと伝えられない
子供が幼稚園で嫌な事があっても、中々親に状況を伝えるというのは難しい年齢です。
子供が家で、幼稚園で仲の良い子の名前を言ってるのかな？と思っていた子が、まさかの暴力を振るう子だったとは…
もうちょっと幼稚園での事を聞き出すべきだったと反省しています。
毎日幼稚園の話や、お友達の事を聞き出したりしているのですが、中々話してくれなかったので…
今回問い詰めて、やっとその子が嫌いだと言いました…
子供がいじめられているという認識がない
うちの子もそうなのですが、子供が幼稚園で痛い痛いされても、いじめられているという認識がない子もいます。
マイペースな子ほどそうですね。
良い意味で鈍感なのですが、鈍感すぎると、相手の子の行動がエスカレートする可能性もあります。
今回は暴力を振るわれていた時に、ちゃんと嫌がってた、止めてよと言っていたのを見たそうで、相手の子をきちんと怒る必要性があります。
子供を察知するポイント
子供が言う友達の名前を普段から聞いておく
子供が幼稚園の事をお話する時に、お友達の名前が出てくると思うのですが、
これは幼稚園で関わりが深いお友達の事を話すケースが多いので、必ず名前を把握しておくべきだと思います。
と言うのも、関わっている子と仲良くしているとは限らないからです。
もしかしたら、今回のようにいじめられて名前を覚えているケースもあるからです。
名前を言ったからと言って仲良くしているとは限りません。
今回この事を知り、子供に誰が好きで、誰が嫌いかと聞いた所、ちゃんと答えるようになりました。
暴力をした子供は嫌いだそうです。
名前が出たお友達が好きか嫌いかも聞いてみたほうが良いと思います。
幼稚園の出方を把握する
ママ友から情報
幼稚園の内情に詳しいママ友がいたら、過去に同じケースで幼稚園がどういう対応を取っていたのか、情報収集することをオススメします。
幼稚園がどういう出方を最初から探るより、最初の出方を知っていた方が、有利に効率よく進めることができるからです。
もし有耶無耶にされたら？
これはもう相手親に連絡を取って話し合いになると思います。
また証拠がある場合、弁護士や警察に行くことと可能です。
証拠がない状態で警察に行っても、やったやらないのやり取りになり、民事不介入になるので、必ず証拠を持っていく必要があります。
また弁護士にも依頼する必要も出てくるかもしれません。
あくまで最終的な手段であって、幼稚園が納得いく説明と対処次第です。
幼稚園での話し合い時は音声録音を
これも社会に出て嫌がらせ等を受けた際に身に付いた事なのですが、話し合いの時は必ず証拠として音声録音しておいた方が良いです。
これは商品の不良品のクレームを入れた時に、相手側の最悪な対応を証拠に残した事もあり、ブログに載せても証拠があるために営業妨害にはならないからです。
営業妨害とは嘘であったり、証拠がない状態で相手の利益を損なうことであり、証拠がある真実に対しては、営業妨害に当てはまりません。最悪な対応をした本人やその上の上司、または会社自体から謝罪があれば良いですが、謝罪が一切ない場合は載せても証拠が強力な武器となります。
幼稚園の中を親が把握するのは難しい
普段の会話から幼稚園の話しを聞き出そうとしても、中々幼稚園内で行われている事を親が把握するのは難しいと実感しました。
運動会や音楽会など、幼稚園のイベントが子供の様子を見れる絶好の機会です。
- 周りのお友達と仲良くしているか
- いじめられていないか
- 悪口を言われていないか
- 暴力を振るわれていないか
- 笑顔で過ごしているか
普段の様子がどうなのか把握する事が大事だと思いました。
自分の子供が他の子とどう関わっているのか？をじっくり観察してください。
そして少しでも異変を察した場合は、証拠を撮り、幼稚園に対応を求めましょう。
自分の子供が暴力を振わないために親として出来る事
子供に常々お友達に痛い思いをさせないように言い聞かせる事が大事だと思います。
それこそ私も幼稚園に入る前から、
- お友達には痛い痛いさせちゃいけないよ。
- 痛い痛いしたら嫌でしょ？
- 嫌な事をお友達にしちゃダメだよ。
- お友達には優しくしてあげてね。
などなど、毎日のように言い聞かせ、幼稚園に通っている今も気付いたら言い聞かせています。
その時は意味がわからなくても良いのです。
言ってることの意味が分かるようになる時が必ずくるはずなので。
そうしたことの積み重ねって本当に大事だと思いました。
子供が親の愛情に飢えていないか？
暴力を受けた運動会中、その子と親の関係を観察していました。
その暴力を振るう子が以前から双子でクラスに女の子の兄弟がいることは知っていましたし、実はその二人の子が、運動会中も含め、5月の参観の時などで親と別れる時に、物凄い剣幕で泣いているのを見ていました。
以前から親と離れる時に尋常じゃない泣き方をするので、目についていたのです。
他の子はもうそこまで大泣きして困らせるような子は居ませんでした。
それが未だに続いているのはちょっとおかしいんじゃないか？っていうのはありました。
たまに寂しくて、親に擦り寄っている子はいますし、我が子も寂しそうにこちらを見ながら目で訴えるものの、他の子が並んでいるのを見て、ちゃんとクラスの子に入っていきました。
親子でフォークダンスの競技で並んでいる時に、暴力を振るった子はパパと踊るようで、子供はパパにママがいい！とゴネていたのも見ました。
もしかしたら、寂しさの反動が他の子に暴力を振るう形で出ているのではないか？と思います。
双子だから大変だと言うのは分かります。
でもだからと言って、他の子を傷付けていいということは絶対にありません。
これはあくまで私の推測ですが、後から担任の先生が精神的に不安定だと誰にでも暴力を振るうと言っていたので、恐らく原因は親が女の子だけ可愛がって贔屓し、それを見ている男の子は愛情不足による精神的不安定だろうと思います。
継続して暴力を受けている場合は転園を！
問題が起きた後も継続的に暴力を受けている場合は、幼稚園側が対応しきれていないということなので、転園をオススメします。
大事な幼児期に暴力を振るわれ、担任の先生から愛情のない叱り方をされた子供が、将来どこでその影響が表れるか分かりません。
我が家はたまたま転勤で転園になったので、運が良かった。
入学金やら制服代やらお金はかなりかかりました。
でも、子供の大事な時期に、お金では変えられないものが確かにあると、今の子供の様子を見て実感しました。
今通っている幼稚園が素晴らしく、子供が幼稚園児らしい元気に通う姿を見ていて思うからです。
卒園するまで子供と共に親も我慢して通うか、それとも子供の元気に通う姿を楽しみにして成長を見守るか。断然後者です。
転園するお金の工面に関しては、証拠を確実に取り、裁判で取り戻す方法もあります。
もしくは相手親を呼び出し、慰謝料として転園費用を負担させる事も、証拠があれば可能だと思います。
今思えば、幼稚園側が非を認めて2度とこのようなことが起きないように徹底すると言われて信じてしまったのが悪かったと思います。
その後も継続して子供が暴力を振るわれていたからです。
今となっては、この件を幼稚園の口コミサイトに書き込んで、これ以上の被害を防ぐしか手段がありません。
確約しながら防げなかった幼稚園はもう潰れるべきだと思います。
大事な子供が暴力を振るわれるのは、もう2度と見たくありません。
この記事が少しでも誰かの役に立ちますように…。
次はこの暴力の件で、幼稚園と話し合いをした記事を書こうと思います。
