台風7号の直後、マンションのVDSLが落ちて、オートロック、テレビ、ネット回線が落ちました。
水曜の19:30頃にネット回線が落ちて、旦那に連絡して、帰宅後に直してもらおうとしたら、旦那がマンションに到着。
オートロックの扉が開かない状態で、旦那は直ぐにマンションのVDSLが落ちている事に気付き、マンションの管理会社に連絡しました。
台風7号時にVDSLが落ちたのに、直ぐに原因を突き止めなかったマンション管理会社
台風7号後に1度VDSLが落ちて連絡したのに、マンションの管理会社が甘く見たせいで、台風直後の豪雨に大変なことになりました。
木曜日は雨が小康状態だったので、少なくとも原因を調べて、VDSLの調整をして、最低限の事ができていたはずなのに、対応を後手後手に回した結果、豪雨時に裏目に出ました。
マンションのVDSLが落ちる度に連絡し、大体1時間後にマンションの管理会社の人が来て、ブレーカーを上げてオートロック、テレビ、ネット回線が復旧するという感じです。
金曜日も1度落ち、土曜日に2度落ち、近所の川が危険水位超過して情報をテレビで収集している中で3回も落ちました。
危険水位超過4.45mという危機的状況の中で、テレビ回線もネット回線も使えない。
情報収集は携帯回線のみ。
危機的状況で何度も落ちて、旦那はその都度マンションの管理会社に連絡。
1度落ちた水曜日にVDSLを落ちた原因を確認せず、応急処置でブレーカーを上げるだけしかしなかったマンション管理会社の対応に怒った旦那。
流石に4度目はすっ飛んできて(と言っても30分くらい)、マンション管理会社から委託されている警備会社の人が謝罪に来ました。
そうしたら、マンションに住んでいる住人も居て、「?????」の旦那。
真の救世主はマンションの住人だった
どうやらマンションの住人も、VDSLが何度も落ちる状況におかしいと気付き、既にマンションの管理会社に連絡を入れていたようで、警備会社の人と一緒に説明に来たそうです。
VDSLが落ちた時、マンションのブレーカー部分を戻そうにも特殊な鍵の扉に阻まれていたので、旦那はブレーカーを上げることが出来ませんでした。
ですが、この住人は建設関係の人で、その特殊な鍵をお持ちだそう!!
「もしテレビ、ネット、オートロックが落ちた場合は自分に言ってくれれば直します」と言われて、旦那は救世主に歓喜。
そして、この警備員が来た時に、建設関係の住人がVDSLが落ちないように、階段の電気を消し、その分VDSLが落ちないように調整してくれたようで、それを最後に落ちていません。
ただ、これはあくまで応急処置であって、漏電で回線が落ちている可能性があるとのこと。
それを直さないと問題解決にはならないので、それをマンション管理会社に伝えたら、土日に直せる人がいないので、週末は待ってほしいと言われたそう…。
そもそもの話で、水曜の時点できちんと点検し、原因を突き止めていれば最悪の状態を免れたわけで、旦那も建設関係に勤める救世主もあり得ない対応という意見で一致したそう💧
危険水位超過の中で最悪マンションに入れない可能性があった
DVSLが落ちると、オートロックの扉は開きません。
鍵を挿しても動作しないので、裏口の鍵を挿して出入りするしかなくなります。
実は裏口の扉の鍵部分もシリンダーが壊れていて、鍵を差し込んでもスカって開かず、オートロックの方から出入りしなくてはなりませんでした。
修理する部品が足りず、その部品を取り寄せるのに1ヶ月かかるので、オートロックの扉を利用してくださいという張り紙がありました。
DVSLが落ちて、オートロックでマンションには入れない。
裏口の鍵も壊れていて、マンションは入れない。
これが同時に起こった可能性もあったわけです。
しかも、川が決壊しつつ氾濫する可能性があった中でこの状態に陥ったとしたら…
裏口の故障も救世主が応急処置してくれていた
実は、この裏口の扉の故障も救世主が応急処置をしてくれて、鍵で開けられるようなっていました。
それまで鍵をさして回しても、スカってドアが開きませんでした。
その後、夜に帰宅していた旦那が見ていたんです…。
裏口で何かしていて、でも業者じゃなくスーツの人を見て、「何でこの人、この時間に油挿しているんだろう?」と思っていたそうで、後から救世主とその人が一致して、「あー!!」ってなったそう。
タダ働きで応急処置してくれて、辛うじて危機的状況から逃れられたのです。
この救世主偉すぎ…。
マンション管理会社は応急処置してくれた住人に対価を払うべき
マンションの管理会社が怠慢過ぎると、問題を後回しにするので、最悪な状況が重なる可能性が起こるという事を実感しました。
その皺寄せが住人にかかり、そして、応急処置をしてくれた住人にかかりました。
きちんと最初の時点で検査して修理していれば、最悪な状況は起きなかったのに、マンションの管理会社が怠慢だと、最悪の状況に陥る可能性があるということを身をもって知りました。
法人契約している企業はきちんとしたマンション管理会社と契約するべき
マンション住みの人はマンションの管理会社がきちんした会社か確認した方が良いです。
現在のマンションの管理会社は法人客を相手にしているので、転勤族の住居確保の為に契約している企業は、きちんと住居を斡旋した社員にマンション管理会社の対応がどうなのか確認してください。
法人客相手の管理会社はマンションの管理を怠慢しやすい。
契約しているのはマンション管理会社と企業なので、企業の社員がいくらマンション管理会社に言っても、マンション管理会社にとっては痛くも痒くもありません。
社員も人事にマンション管理会社の怠慢をきちんと伝え、法人契約しないように伝えましょう。
こんな怠慢なマンション管理会社と契約していると、社員の命が最悪失われる可能性もありますよ。
他の住人は危機的状況の中で呑気だった
このマンションは結構埋まっていると思うのですが、今回のテレビ・ネット・オートロックが落ちている事に気付いた人が余りにも少ないという事実に驚愕しています。
何度もテレビも映らない、ネット回線も使えない状況に陥ったら、流石に気付く人が多いと思うのですが、気付いて連絡を入れたのは我が家と建設関係の人の2件のみらしい。
流石に近所の川の危険水位超過で避難勧告が出て、他の地域でも大変なことになっているのに、さすがにテレビを見ないってあり得ないと思うんですよね……。
呑気なのか、はたまた大丈夫だろうと思っているのか分かりません。
もう少し危機感を持って、マンション管理会社に苦情を言って欲しいです。
緊急事態に備えるべきこと
今回身にしみて分かったのは、普段使わないだろうというラジオの必要性でした。
- ネットも使えない
- テレビも見れない
- マンションから出られない=出たら入れなくなる
- 川が決壊していたらガス電気水が止まる可能性もあった
この状態から、携帯電話だけが最後のSOSの手段となる為、充電を持たせるために極力使わない選択肢をすると、それ以外で何から情報を得るのか?ということです。
つまり、ラジオの必要性を痛感しました。
旦那にラジオないの?と聞かれ、スマホアプリのRadikoを言ったら、怒られてしまった…。
ラジオ、関東の自宅に置いてきてしまったんですよね……。
そして、必要なのは3日分の食料と水です。
缶詰、サトウのごはんを確保しました。
もし震災にあった時に、物資の援助が来て配布されるまでの日数は最低3日です。
物資が配給されるまでの3日間の食料と水をどう確保するかが鍵となります。
また、水も飲料水だけでなく、トイレを使うための水が必要となります。
以前勤めていた時に、東日本大地震が起こった当日に阪神淡路大震災を経験した人が、直ぐにお風呂に水を入れました。
本当に地震直後に直ぐに行動していました。
それがとても印象的で、熊本地震が起きた時は、お風呂に水を溜めました。
地震を経験した人ではないと分からないことだと思います。
まとめ
- ラジオ
- 最低家族3日分の非常食
- 飲料水
- サランラップ
- 下水用の水をお風呂に溜める
本当の災害時は、出先だったら着の身着のままという事もあるので、1番大事なのは命を守る事だと思います。
その後のVDSLの対応の追記
結論から言うと、未だ直されていません。
夜のマンションの共有スペースの電灯が調整されているのを見ると、未だに直っていないのが分かります。
エレベーター内の修理中の紙も貼られたままなので、きっと直ってないのでしょう。
検査に来たのは1度のみで、その後全く修理しに来る気配がないんです。
取り敢えず、VDSLが落ちていなければ良いか的な感じなのでしょうか…。
裏口の鍵はシリンダーが届いたのか修理され、貼り紙も剥がされていました。
対応が後手後手に回って、そのツケがまた回って来なければ良いのですが…。