今、公文のたしざんをしています。
ある程度計算パターンを覚えたものの、数が多くなるとキャパオーバーになって、「分からないよ!」と投げ出す事多々あり。
先日、旦那が一生懸命法則を教えていたのですが、「分からないよ!」と、とうとう泣き叫んでしまいました💦
旦那「教えてるから分かるでしょ!?」
お腹が張って辛くて横になっていた時、あぁ、幼児の学力じゃ、まだまだ自分で気付かない限り法則は難しいよ…。
ここはちょっと教える側の工夫をしなくてはと思いました。
分かるでしょ?ではなく、気付くまで繰り返し教える
それまで公文のたしざんに載っていた、親としての教え方ポイントを参考に教えていたのですが、その方法が仇となり、
数の概念を理解せずに覚えてしまったのでは?疑惑が持ち上がりました。
そこできちんとおはじきで数を確認させて、合わせて数えてもらうという方向転換することにしました。
公文のたしざん2冊目に入ると、ある程度優しい計算問題のパターンは覚えてきてはいるのです。
ただ、数が多くなると混乱して投げ出してしまう。
そこで、オセロのコマ、ドラえもんの登場です。
好きなキャラクターなら投げ出さないはず。
ちゃんと上に4 つ、下に9つ並べさせて、4+9をまず数えさせて、答えを書きます。
次に「上の4つから1つ取るといくつになる?」
子供「3!」
私「そうだね、じゃあ、1つ取ったドラえもんを、下の9の所に足すといくつになる?」
子供「1,2,3…..10!」
私「じゃあ、3+10は?」
子供「1,2,3….13!」
私「そうだね、じゃあ、4+9はいくつだったっけ?」
子供「(自分で書いた答えを見て)13!」
私「3+10はいくつだっけ?」
子供「(再度ドラえもんを数えて)13!同じだね!」
私「ねぇねぇ、4のところからドラえもんを1つ取るといくつになる?」→また上のことを繰り返す
子供「3!」
私「じゃあ、この取った1個を9の所に入れると、いくつになる?」
子供「10!」
私「そうだね、よく出来ました。」
上記をずっと1ページに1時間くらい費やして繰り返していました。
問題+アルファの事をひたすら繰り返して教え続けました。
ただ、やはり法則に気付くまでには時間がかかりそう。繰り返すしかないですね。
繰り返すうちに計算パターンと暗記して覚えていくでしょうから、暫く続けることにしました。
前のように分からなくなったら、途中で投げ出す事はしませんでした。
分からなかったら、ひたすら自分でドラえもんのコマを使って数を数えて、計算してました。
4+9と3+10の答えも、同じだと確実に覚えているわけではないでしょうし、なんとなくそうなんだろうな程度しか覚えてないでしょうし、多分忘れるでしょうw
幼児だから教えても出来なくて当たり前なのです。
計算させて、自分で気付いて理解しないと、親がいくら教えても無意味なんですよね。
旦那には、上記の方法とやり取りを伝え、法則は教えても自分で気付いて理解しないと難しいという事を伝えると反省してました(^_^;)
自分で気付けるまで、答えを導く。
教えるというより、答えを導くと言った方が良いかもしれません。
幼児でもある程度の計算パターンは繰り返す事で覚えられるので、繰り返し根気よく付き合って、自分で気付けるのをひたすら待つしかありません。
1つの問題+アルファで引き出しを増やす
子供は既に計算パターンを覚えてきているので、1つの問題から色々なパターンや違う答えの出し方も一緒に教える事で、法則に気付いてもらうという目的だけではなく、引き出しも増やしています。
応用が効くからです。
その問題だけ解ければ、その答えは覚えられるけれど、違う答えの出し方を覚えれば、テストで違うパターンの問題が出ても対処できます。
良く期末テストの点数は良いのに、全国模試の点数が悪いというのは、応用が効かない覚え方をしているからですね…私もそうでしたが💦
子供には色んな視点から物事を見て考えて欲しいと思っています。
教わる側の身になって教える
大学生の頃は塾講師のバイトをしていて、教師を目指していました。
中にはできる子もいれば、基礎が出来ていないから、最初から基礎を叩き込まないといけない子もいました。
その子に合わせて教え方を工夫しなければ、理解してくれません。
ひたすら毎回同じ事を繰り返して、間違ったところは来週テスト…結構大変でした。
小学生から高校生までのマンツーマンと少人数グループ、更に教育実習で大人数を教えましたが、それぞれのレベルに合わせて教えないといけない事を思い出しました。
幼児はまだ脳が未熟です。
教えても理解できないのは当たり前と思って教えないとダメですね。
子供が理解できないのは教える側が悪い
高校の時、全クラスでその先生が受け持ったクラスだけ極端にクラス平均が低くて、先生にある事を言ってしまったんですよね。
伯父も父も教師なので、良く教え方が悪いとテスト結果に如実に表れ、クラス平均が低いと言うの聞いていたので、
それをテストの裏に書いちゃったんです(^_^;)
若気の至りですw
伯父の話では、伯父のクラスは出来ない子や問題児ばかりを集めたクラスを良く受け持っていたので、当然問題児でも勉強が出来る子がクラスの中にいたわけです。
伯父はクラスの統制を取るのが凄く上手かったようで、問題児でも出来る子が出来ない子に教えたりする環境を整えたせいか、クラス平均が他のクラスより高くて、良く他のクラスの先生から問題児ばかりなのになぜ出来るのかと悔しがられたと言ってました。おまけに運動会も団結力が強いので毎回優勝をかっさらっていて、その度にご褒美をあげていたそうです。
同じクラスの弱い子が恐喝やいじめられたりすると、問題児が他の学校に報復しに行って困った事もあったと笑って言ってました。
強者が弱者を守り、勉強出来る子が出来ない子に教えることができるクラス。そういうクラスに仕上げるのは教師に指導力がないと中々難しい。
果たして今、それが出来る教師がどれくらいいるのでしょうか。
来年小学生になりますが、良い先生に恵まれれば良いんですけどね…。
子供の勉強は夫婦で見る
旦那からは子供の勉強は2人でちゃんと見るように言われています。
私にも得意不得意があるので、難しい場合は旦那が見る感じです。
中学までは子供の勉強を見ることはできると思いますが、さすがに高校は専門学科に行ったので、普通科の勉強を教える事ができません。
その頃には塾に通わせるとは思いますが、中学までの基礎がきちんと身に付いてないと厳しいのは明らかなので、中学まではみっちり基礎を見ていきたいと思っています。