子供が小学1年生の秋に植えたチューリップとビオラの鉢を、今回ミニトマトを育てるに当たって、ビオラとチューリップを持ち帰ることになりました。
持ち帰りたい人はビニール袋を持参して持ち帰り、要らない人は捨てて学校で処分という形になっていたようで…
命あるものを最後まで大事に育てる責任
鉢を植え替える当日に、子供はビニール袋を持って行ったので、私も旦那も持ち帰るのが当たり前のように言っていました。
せっかく大事に育てた植物を、最後まで面倒見て育てる事が大事だと思っていたし、子供にもそう育てていたつもりです。
ビオラは夏に弱いので、梅雨には枯れてしまうでしょう…でも、まだ咲いています。
子供が育てていたビオラを、誤って子供が茎を切ってしまったんですよね。
かわいそうだったので、その切ったビオラをきれいに剪定して、家に持ち帰って挿し芽をしました。
挿し芽したビオラは、今もベランダで花を咲かせています。
関東にいた頃は、ビオラを種から育てていて、子供もその様子を見ていました。
なのにですよ!?
きれいに咲いてくれていたビオラをいとも簡単に捨ててくるなんて…
旦那と共に猛烈に激怒しました。
せっかく大事に育てたお花を、簡単に捨ててくるなんて、〇〇に優しい心はないのか?
大事に育ててきた〇〇(子供の名前)も捨てて良いのか?
持ち帰っていた子もいたのに、自分は捨ててきて、お花がかわいそうという心はなかったのか?
明日の休み時間、必死になって探して持ち帰りなさいと言いました。
子供に言ったこと、全て学校にも伝えたい事でもありました。
学校も命の面倒は最後まで見る指導をして欲しい
学校も持ち帰るか持ち帰らないか選択させないで、最後まで面倒を見るという責任を子供に持たせて、全て持ち帰る指導をして欲しいと思いました。
親の指導の元、それで育てられないなら捨てるか、鉢を買って最後まで育てるか選択させるべきだと思います。
学校だと集団的心理が働くので、ちゃんと子供に一対一で問う必要があると思います。
最後まで面倒見させないなら、こういう生き物を扱う授業はやめてほしいと思いました。
指導が中途半端なんですよ。
先生が「持ち帰らないなら、青い袋に入れて」なんて言ったら、子供も捨てても良いんだって思ってしまいます。
そして、何人かが捨てているのを見たら、集団的心理が働いてしまうのも事実です。
正直、情操教育で命を扱う授業の一環で、中途半端に命を簡単に捨てるようなことをして欲しくなかったです。
幼稚園は全て持ち帰って、面倒見るように先生から園児に指導がありましたし、親にも指導がありました。
なんで幼稚園ができて、小学校がそこまで配慮が出来ないのでしょうか。
幼稚園の方がよっぽど情操教育に長けていました。
小学校は流れ作業的で、優しい心を育てるという部分が欠如しているように思いました。
子供が先生に言われたら、どういう思うか?どう行動するか?まで見れてません。
福岡市には一人一花運動がある
福岡市を花と緑でいっぱいにしようというプロジェクトです。
その影響で小学校の庭もボランティアの方々植えたりしており、学校でもチューリップと一緒にお花を植えるという試みがされています。
小学生のうちからそうしたプロジェクトに参加させて、花と緑でいっぱいにしようと試みは良いことだと思います。
ですが、命を最後まで育てるという根本的な教育をしないと意味がないように思いました。
学校の先生が、要らないなら袋に入れてなんて、植物を育ててきた子供の心が、最後の最後で全て台無しです。
もう少し子供の心に配慮ある指導をお願いしたいです。