今通っている病院では、いきなり薬と注射を使うのではなく、徐々に段階を踏んで治療を進めていく方法でした。
この点が、若い頃に通った病院との差ですね…。
20代前半の時に、生理不順で数ヶ月生理がない時があり、なんとかしないと将来子供が出来ないという不安から、浦和のある病院に行ったのですが、
診察で卵胞が小さいからと、排卵する注射を打たれ、副作用で腹痛が続く状態で、倒れそうなくらいの激痛でした。
これでは仕事は続けられないと、その病院に通うのをやめました。
今回治療してみて、卵胞が小さい状態からいきなり強制的に排卵させたら、身体にかなり負担がかかるのは当たり前だと思いました。
治療最後の4期目に強制的に排卵させる注射を打ちましたが、ある程度卵子が育っている状態で、確実に排卵させてタイミングを合わせる方法で行ったので、腹痛は一時的な排卵痛のみで、長く続くことはありませんでした。
腕の良い医者はちゃんと患者の身体を見て、その上で患者の負担にならないように徐々に進めていくのだと思いました。
私は今の病院に行った時に、いきなり強制的に排卵する注射をするのではないかとビクビクしていたのですが、
なるべく自然な状態から、徐々に治療を進めていく方針にすると女医さんから聞いて、いきなり強制的に排卵する注射を打たないことに安堵しました。
もちろん、3期頃から治療を進める為に、薬と注射をして、副作用で辛かったです。
ですが!
薬や注射に頼らない方法でやり続けるよりも、確実に治療を進めて妊娠した方が良いに決まってるので、納得の上で治療を受けました。
女医さんからは、3期目くらいに「まだ薬や注射を打つことに抵抗ある?」ときちんと聞かれました。
最初の病院でやられた治療のトラウマを、女医さんはちゃんと見抜いていたようです。
もちろん自然の流れで妊娠するのが理想ですが、年齢的に考えて、そうも言ってられないと思い、女医さんにお願いしました。
そうして、タイミング療法ではステップアップMAXの1度で妊娠する事が出来ました。
私はラッキーだったのかもしれません。
今住んでいるところから1番近い婦人科の病院に通えて…。