NHKで『“男性の不妊”理解を専門医が取り組み』をやっていました。
ちょっと前に読売新聞で書かれていましたが、
テレビでも取り上げられるようになりましたね。
今まで、不妊の原因は女性にあると見られがちでしたが、
半数は男性にもあるという事をもっと浸透してほしいなと思いました。
そして、不妊検査と不妊治療は夫婦揃って行う事が大事だと思います。
今まで不妊は女性側に問題があると思われていたので、
女性側の不妊治療はネットで調べれば見つけられます…。
ですが、男性にも原因があるとやっと広まりつつあるのですが、
女性ばかり問題があると言われていた影響か…
男性不妊の専門医が全国で41人しかいないという事実。
婦人科の1/10しかいないそうです。
受診できる病院も限られますね。。
男性不妊に多いのが、精索静脈流だそうです。
自覚症状がないので、気付かない人が多いそうです。
手術で瘤を取り除く事で、精液初見が60〜70%改善すると言っていました。
精索静脈流の次に多いのが無精子症。
全国の男性不妊の専門医が、
認識を広めるためにホームページを立ち上げるそうです。
以前、高齢化出産で産まれてくる赤ちゃんの障害リスクは、
男性側にもあるということも分かってきました。
→卵子の老化と精子の老化
若い内に不妊治療をすれば、
妊娠する可能性も高くなるのですが、
結婚も晩婚化、出産も高齢化では、
妊娠しにくくなり、
少子化に歯止めはかかりませんよね。。
治療には、精神的にも身体的にも苦痛が生じます。
私自身は不妊治療をしたことがありません。
ですが、ずっと生理不順に悩まされて、
病院に行ったものの卵子が育っていないと言われて、
これは不妊症だろうなと悟りました。
しかし、実際治療を始めると、
相当に辛いんです。
仕事に支障がでると思い、
治療を中断しました。。
働く女性がストレスで生理が来なくなるというのはよく聞きます。
ですが、生活のために働かなくてはならない。
でも、将来子供を産むために治療をしなくてはならない。
その選択肢に迫られた時に、
働く事を選ばざるをえないんですよね。。
そうなると、どんどん自分の身体のメンテナンスを怠るようになり、
最終的にいざ子どもを産みたいとなった時には、
身体を治す治療の時間と、不妊治療と…ツケが回ってきて、
年齢的にカウントダウンが入ってくるんです。
私は、働いている時に自律神経失調症で休職を余儀なくしました。
その時に、どうせなら…と、
長年ほったらかしにしてきた問題と向き合うことにしました。
結婚も控えてる。
そして、結婚したら子どもを産みたい。
だけど、年齢的に結婚したら早めに産まないと…
というより、妊娠できるのか?
と、かなり悩みました。
結果的に、ちゃんと向き合ったからこそ、結婚して直ぐ妊娠しました。
自律神経失調症と生理不順を治すのに半年以上かかりましたが…。
長年のツケで不調になった身体を治すのは時間がかかります。
普段ちゃんとメンテナンスを行なっていればいいのでしょうが、
ついつい怠ってしまうんですよね…。
女性は半年に一回は子宮検診に行ったほうがいいと言われているので、
意識して健診に行けば、
不妊に関する検査もついでに分かると思うので、
本当に赤ちゃんが欲しい!って思う時まで、
定期的に健診を受けた方がいいですね。