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妊娠安定期に海外旅行に行く危険性

Facebookで、「妊娠7か月(25週)のマタ旅で破水→6週間の長期入院→8か月末(31週)で帝王切開のカナダ人の夫婦に請求された医療費は95万ドル(1億1千万超) 旅行保険は適用されず@ハワイ」という記事が流れてきました。
簡単に言うと、妊娠安定期にマタ旅で海外旅行に行き、旅行先で破水して、長期入院をしたら、1億以上の医療費を請求された話です。

要は自業自得なんですけれど、
妊娠安定期は、赤ちゃんの流産の危険が下がり、母体が安定する時期ですが、

妊娠中は何があってもおかしくない状態です。

妊娠初期より流産する確率は下がるけど、
依然として流産と隣り合わせな状況は変わりありません。

しかも、妊娠中に飛行機に乗ると、
気圧の関係で流産する確率が高くなるという話も耳にしました。

エコノミー症候群は、胎児への影響もあるようです。

これらは医学的根拠はありませんが、
母体に負担をかけることは流産のリスクをあげる事になります。

飛行機に乗る事自体もそうですが、
乗る前後の行動によって、
母体に負担をかけることも考慮しなければなりません。

旅行用の大きな荷物、人混み、渡航先の感染病にかかるリスク、色々ありますよね。

母親になる身としては少しでもリスクを減らすのが普通じゃないでしょうか。

一時期、日本の芸能人でも妊娠安定期に海外旅行が流行っていた時期があって、
その時子供がいなかった私でさえ、
妊娠中に飛行機に乗る神経が分かりませんでした。

要は自分が楽しみたい為に、
お腹にいる胎児への負担を気にせず遊びに行く神経が理解できなかったのです。

そして、ここから本題なのですが、
妊娠出産は病気ではありません。
だから、日本では健康保険適用外。

妊娠出産にかかる費用は自腹で、
自治体から補助される券で賄う感じです。
券が切れると、自腹です。
上手に使うとお金かからないけれど、
不正出血とかで検査する時は自腹です。。

出産による手術の医療代は、
医療保険などで手術代が支払われるケースを利用するしかありません。
※医療保険のサービスに寄るので、色々調べておく必要があります。
それも、妊娠前に入らないとダメです。
妊娠発覚後からは入れません。
出産後、私は旦那の入っている医療保険に入りました。

当時、医療保険に入ってなかったので、
私の帝王切開の手術費も自腹でした。
でも、予定帝王切開だったので、10万くらいで済みました。
次の帝王切開の出産による手術費は、
医療保険から出る予定です。

出産時の中々赤ちゃんが出なくて、
医師が促進剤や会陰切開、
吸引分娩を行った場合も医療代が上乗せされます。

予定外による帝王切開は更に医療費がかかります。

基本的に自然分娩は入院期間が5日、
帝王切開は7日だと思います。
母体の回復は圧倒的に自然分娩が早い。。
ただ、自然分娩でも出血が酷かったりすると、入院期間が長くなったりするようです。
母体の状態を考慮して、入院期間が決まります。

出産費用は自治体から出産補助金が42万程度出ます。
※自治体によって異なります
※加入している健康保険組合によって、出産費用が少し出る場合もあります。旦那の会社の健康保険組合で出たので、かなり助かりました。

この42万円の内訳は、
母親の入院費、食事代、検診代、部屋代、赤ちゃんの入院代、赤ちゃんのお世話代などがかかってきます。
一番かかるのは、赤ちゃんの入院代とお世話代と言っていました。
母親なんて序の口って、先生に言われちゃったw

産まれて間もない赤ちゃんのお世話は、看護婦さんが夜も昼もお世話しなくてはいけないので、
看護婦さんの夜勤代が高いのだと思います。

出産補助金は病院に直接自治体が支払う感じだった気がします。
もちろん、病院によって出産にかかる費用は異なるので、出産費用が出産補助金を上回ると、その差額を支払わなければなりません。

私は妊娠が発覚する前に一度飛行機に乗ってしまったので、
本当に無事で良かったと思いました。
妊娠分かってたら、飛行機乗ってなかった。。

海外では当たり前だけど医療形態も医療費も医療サービスも自国とは異なります。
安易に妊娠中に海外旅行へ行くのはお勧めしません。。

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この記事を書いた人

関東に庭付き一軒家を購入したのを機に、ガーデニングに挑戦し続けています。旦那をそそのかしては植物を購入し、試行錯誤しながら育て中♪転勤族の為、2〜3年周期で庭を放置しなくてはいけないのが悩みのタネ。たまに自宅に行くと、アレ?手入れしていた時より植えた宿根草が雑草並みに元気になってる…なぜだ…なぜなんだ!?

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